GLP1

リベルサスとは、「GLP-1作動薬」の一つで2型糖尿病の治療薬として日本でも承認を受け、糖尿病患者さんに使われている薬です。
口から飲める(経口投与できる)ことが特徴です。
リベルサスの作用機序は次の通りです。
GLP-1がインスリンの分泌を促す→血糖値をコントロールして食欲を抑制する→胃腸の動きをコントロールして消化速度を緩やかにする→脂肪分解や代謝を促す

・自然に食欲を抑えたい方
・太りにくい体質を目指す方
・自宅で治療を続けたい、頻回に通院したくない方
・注射が苦手な方

①空腹時(1日の最初の飲食前)に必ず服用して下さい。起床時がお勧めです。
②服用する時は、少量の水(コップ半分(約120ml以下)で服用して下さい。
③服用後に飲み物を飲んだり、食事をしたり、他の薬を服用する場合は、服用後60分経ってからにして下さい。

重篤な副作用としては、低血糖(頻度不明)、急性膵炎(0.1%)があります。
なにか異常がある場合は、すぐ中止し、医師に相談してください。

悪心、嘔吐、下痢、便秘(胃腸蠕動運動の遅延による)
これらの副作用は2~3週間かけて、徐々に改善されていくことも多いです。
脱力感、倦怠感、冷汗、動悸、ふるえ、めまい、ふらつき、頭痛、生あくび(低血糖症状) 少量で良いので1日3回(朝昼夕)は何か口にしてください。またラムネなどブドウ糖を携帯しておくと安心です。
しかし、他の糖尿病治療薬を併用していない限りこれらの副作用が発生する頻度は低いです。
※いずれも症状強い場合には、当院まで早めにご相談ください。

リベルサス錠3㎎ 500円(税込)
リベルサス錠7㎎ 1,000円(税込)
一ヶ月で表示金額×30日の値段になります

当院では安全のために以下の人の治療はお受けすることができません。

膵炎などの膵臓疾患の既往、甲状腺疾患の既往、重度の胃腸障害(胃潰瘍、炎症性腸疾患など)のある方
低血糖を起こす可能性が高い以下の状態の方
ⅰ)脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
ⅱ)栄養不良状態、飢餓状態、食事摂取量の不足
ⅲ)激しい筋肉運動
ⅳ)過度のアルコール摂取者
糖尿病の方
妊娠中または2か月以内に妊娠する予定の方、未成年の方、60歳以上の方

GLP-1肥満治療(糖尿病予防)について

GLP-1肥満治療
(糖尿病予防)について

未承認医薬品等であることの明示、入手経路等の明示
本治療に用いる医薬品は医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。当院医師の判断のもと、個人輸入手続きを行って入手しています。日本では、未承認医薬品を、医師の責任において使用することができます。

国内の承認医薬品等の有無の明示
本治療に用いる医薬品は、日本では糖尿病の治療として認められている薬です。

諸外国における安全性等に係る情報の明示
本治療に用いる医薬品は、主にFDA認可の医薬品をご提供し治療します。GLP-1製剤は、アメリカのFDA(食品医薬品局)などで、抗肥満薬の承認を取得したものになります。

GLP-1