ニキビ

医学的には尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という病名ですが、思春期にできたものをニキビ、大人になってからできたものを吹き出物とも呼ばれています。

ニキビの大きな原因は、毛穴の詰まり、.皮脂の過剰な分泌、アクネ菌の増殖といわれています。

状態により白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビなどに種類を分けることができます。
放置しておくと、しこりとして残ってしまったり、炎症を繰り返す凹凸のあるクレーター状のニキビ痕として跡を残してしまったりすることもあります。

視診によってニキビの状態を判断します。

ニキビの状態を観察し、適切な薬を選択します。
白ニキビが中心であれば、ピーリング作用のある塗り薬を使用します。
赤ニキビもある状態であれば、抗生物質の塗り薬(クリンダマイシン、オゼノキサシンなど)を追加し使用します。
さらに炎症が強い場合には、抗生物質の飲み薬、ビタミンB2、B6などが含まれるビタミンB、ビタミンCの飲み薬を使用することもあります。

皮膚科