風邪ってどんな病気?

一生涯のうちで、一番なる病気なんじゃないでしょうか?
小さい子供からお年寄りまで、どんな人でもかかる病気、「風邪」について今回はスポットあててみました。

風邪にかかったことない人いない説

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風邪の原因って?

風邪の原因となるウイルスや細菌です。
それらが体内に入り、鼻やのどの粘膜に付着して、そのまま増殖していくことにより起こります。

もしもこの時に、体の免疫力が高い状態でウイルスの増殖を抑えることに成功すると。
風邪をひくことはありません。

昨今話題のコロナウイルスは、もともと風邪を引き起こす有名なウイルスです。
新型が猛威を振るって、こんな世の中になってしまいましたが………….。

どんな症状なら、風邪なの?

のどの痛み、咳、痰、鼻水、鼻づまり、頭痛、関節痛、倦怠感などの症状があります。
インフルエンザ、扁桃炎なんかはこれらの症状が似ていて、よく鑑別にあがります。

体内でウイルスの増殖が進んだ場合には、体が自分を守るために発熱します。
熱が出ているのは、ウイルスが熱に弱いため免疫システムが正常に働いている証拠なのです。

どんな検査する?

ウイルスや細菌の中でも、迅速検査することができる「インフルエンザ」のこともあります。
これらの病気が疑われる場合は、インフルエンザ迅速検査を行って感染の有無を確認します。

肺炎や細菌性で全身に菌が回っていないかなどを疑われる場合は、血液検査をおこなうこともあります。
白血球やCRP(炎症反応)を調べることが目的です。

肺炎を強く疑う場合は、レントゲンを行うことも。実際ほとんどの人は肺炎まで言ってないことが多いです。
聴診器で肺の音を聞けば、だいたい見当がつく場合が多いです。
なお、当院では、レントゲン設備は設置しておりません。

問診、視診、触診、聴診などで、診断します。

風邪の治療とは

症状に合わせて、状態を緩和する薬を処方します。

診察の際には、どんな自覚症状があるかを医師にお伝えください。
たとえば咳や痰でつらい場合には、咳止めや痰きりの薬で咳き込みなどを抑えます。
のどの痛み、発熱、頭痛でつらい場合には、解熱鎮痛剤の飲み薬を使用します。

以前は風邪と診断された場合にも、抗生物質がすぐに処方されていた時代がありました。
しかし現在では、ウイルスには抗生物質が効かないことが判明しています。
そのためウイルス感染が疑われる場合には抗生物質の処方は基本的に行いません。

細菌性が疑われる場合は、抗生物質を使用します。

コロナと風邪ってなにが違うの?

違いはありません。実際問題として、風邪の一種がコロナ感染症と考えていいです。

もともと風邪のウイルスの一種です。新型はちょっと危険な風邪と考えていいでしょう。

医学的に言って厳密にはちがいますが、一般の方はそこまで気にしなくて大丈夫です。

なので特効薬はなかなかできないですし、治療は基本的には対処療法が主流です。

もし風邪かなとおもったら?

しっかり休養、睡眠を取ることが大事です。

しかし仕事が、予定がと、なかなかゆっくりできない現代人。

病院を受診していただければ、不安や症状の緩和をお手伝いできます。

難波で診療している当クリニックへ、お気軽にご相談ください。